”あこがれ”を”あたりまえ”に

英語を楽しみながら人生を探す大学生の日記です。

【失敗談】英検準1級2次試験を振り返る【ノー勉】

今日は暖かいですね。私は今京都市内の船岡山公園でこの記事を書いているのですが心地良すぎてそのままベンチで寝てしまいそうです笑。


f:id:soppise284:20210221134752j:image

 

愛用しているYahoo天気アプリを覗いてみると現在地の気温はなんと20℃!!

 

木々も青々とし始め、春の訪れが感じられます。(ちなみに私に春は訪れない)(それはまた別の話)

 

さて、そろそろ本題に移りましょうか。私は今から約3時間前、二条駅に降り立ちました。そう、英検準1級の二次試験を受けるために...。

 

 

忘れられない初めての二次試験

 

しかしここでハプニングが!!!

 

二条駅でバスに乗り遅れてしまったのです...!!

 

ほとんどノー勉だった私は謎の余裕と自信が生じてしまい、ろくにバス停の位置も調べずに家を出発していたんですね。怠惰の極みです。

 

この時点でほとんど戦意喪失したのですが何とか運良くバス停を見つけ、会場までたどり着くことができました。


f:id:soppise284:20210221130053j:image

↑試験会場は立命館大学衣笠キャンパスでした。建物は少し古かったですが、綺麗なキャンパスと洗練された雰囲気が素晴らしかったです。ありがとうございました。

 

試験会場に着くと受付を済ませて待合室へ。

 

私と同じくらいの高校生~大学生ぐらいの方が多く、男女比は3:7ぐらいでした。

 

30分ほど経ってから面接室の前に案内されました。私の前の男性の方がすごい入念に書き込まれたノートを見直していて、すごいなぁと思いました。

 

面接室前に案内されてから10分ほどで私の番が回ってきました。

 

morite2先生が英検対策動画で「May I come in?」は特に言う必要は無いとおっしゃっていたので「Hello!」と言いながら入室しました。

 

3級からずっとロボットのように何も考えず「May I come in?」と言い続けていた私はそれだけでまた一歩成長した気がしたのでした。その後に起こることも知らずに...。

 

面接官は人の良さそうな中年の外国人男性でした。

 

私は「勝ったな」と思いました。

 

今思い返してみるとまだ始まってもないのに何に勝ったんだこいつはという感じですがなぜか私は面接官が日本人の方では無かった時点で勝利を確信してしまったのです。

 

その根拠の無い自信はすぐに打ち砕かれます。

 

入室して席に座るとすぐに簡単な会話が始まりました。

 

私には前述したようにバスに乗り遅れたことを笑いながら話す余裕がありました。まだこの時までは...。

 

カードが手渡されて面接試験が始まりました。

 

英検準1級の2次試験は大きく2つのパートに別れており、最初のパートはカードに描かれた4コマの絵を2分間で説明するというものです。

 

そのカードにはスキー場開発を思い描く男性の計画が失敗に終わるまでの一連の流れが描かれていました。

 

伐採される木々。思うように集まらないスキー客。夏の寂しいスキー場。

 

その絵はとても簡単なもので、誰が見ても内容は明らかでした。

 

しかし、2分間のSpeaking timeが始まってすぐ私の口から英語が出てこなくなりました。

 

思いつかないのです。何も。

 

衝撃でした。あぁ、自分は英語が話せないんだ。と痛感しました。

 

準1級の一次試験に合格して少し自惚れていたのかもしれません。私の自信はその瞬間に消え去りました。

 

ボロボロのSpeaking timeが終わった後、すぐに次のパートが始まりました。

 

次のパートは絵に関する1つの質問と社会的な内容に関する3つの質問に答えるというものです。

 

1つ目・2つ目の質問はボロボロでした。会話にすらなってなかったかもしれません。

 

3つ目の質問にはしっかり答えられた気がします。面接官の方も真剣な表情で聴いてくださりました。

 

4つ目の質問は「宇宙開発に大金を投資するのことに対してあなたはどう思うか?」のようなものでした。

 

支離滅裂なことを言ってしまいました。もはやその頃には緊張などしていなかったのでしょう。

 

そして、カードを返却し面接が終わりました。

 

部屋を出るときに笑顔で「Have a nice day!」と言うことは何とかできました。

 

今までは何も言えてなかったのでこれも私にとっては大きな一歩です。

 

こうして初めての英検準1級2次試験が終わりました。

 

きっと、もう一度受けることになるでしょう。

 

しかし、不思議と後悔はしていません。

 

そもそも対策を怠った自分が全て悪いし、本番にできることは全てやったからです。

 

自分の英会話力がほとんど皆無だと実感できたことも逆に新たな自信に繋がりました。

 

ここから、ゼロからまた積み上げれば良いのです。

 

今日、come willなんて言ってしまうような拙い英語を聴いてくださった面接官の方にまたお会いすることはきっと無いのですから、何も恥ずかしがる必要は無いのです。

 

誰もが最初は初心者なのです。そのことをなぜか実感することができました。

 

対策をサボったことを正当化するような文章になってしまいましたが、過ぎたことを後悔しても仕方ないので切り替えて次に進みます。

 

この失敗を大きな糧にして次回必ず合格します。

 

それでは。

 

おまけ

二次試験が終わった後に金閣寺に足を運びました!

f:id:soppise284:20210221134348j:image

晴天の金閣寺はとても見ごたえがありました。

 

あとソフトクリームが美味しかったです笑。

 

追記

不合格を確信していましたがなぜか合格していました。1級頑張ります(2021/3/2)